最近、子どもさんの診察の時に、普段使っている歯ブラシを持って来て頂いてると思うのですが、見せてもらうとあまりにも毛先が開いていて、とても汚れが取れるとは思えないくらいの歯ブラシが多々あります。あと、大人用の歯ブラシを使われている小学生のお子様もよくおられます。このような歯ブラシを持って来ているお子様の保護者の方に、正しい歯ブラシの使い方、選び方を指導させて頂いております。せっかく毎日歯みがきをしているのに、歯ブラシが悪くて汚れが落ちずに、むし歯になってしまう…というのはとても残念です。歯ブラシは消耗品ですので、お子様だけではなく大人の方も約1カ月くらいでの交換が必要です。正しい歯みがき方法で永久歯を守りましょう!!
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オススメの歯ブラシはありますか?
歯ブラシのヘッドが大きすぎると細かいところが磨けません。比較的小さめで、毛の硬さは”ふつう”を選ぶようにしてください。歯周病などで歯ぐきが腫れている方は、毛先のやわらかいものが良いでしょう。
また、歯並びの悪いところや親知らずなどの磨きにくい部分は「ワンタフトブラシ」という毛束が1つになっている小さいブラシを併用することをお勧めします。
まれに、子ども用の歯ブラシを使用されている方がいますが、毛先が短くカットされているため、大人用に比べると毛が硬く、歯ぐきを傷付けてしまいやすいので、やめておいてくださいね。
自分の口の中の状態がわからない・・・という方は、担当医や歯科衛生士に聞いてみてください。