むし歯の原因菌は2種類あります。
1:ミュータンス菌
唾液から感染します。幼児期に両親や祖父母から口移しで食べ物を与えられたり、同じお箸やスプーンなどを使用することで感染。一度口腔内に入り込むと、完全に取り除くことはできませんので、乳幼児の子どもへの感染には十分に注意が必要です。
2:ラクトバチラス菌
乳酸菌飲料や普段口にする炭水化物や砂糖にも含まれている菌です。この菌が、ミュータンス菌によって溶けた歯をむし歯へと進行させてしまいます。
 むし歯予防には、2種類の菌の特徴に合わせた対処が必要です。ミュータンス菌対策としては、フッ素塗布・キシリトール50%以上含有のガムやタブレットを食べる。またラクトバチラス菌対策としては、食後に歯磨きをする・甘い物は控える等があります。
 日々の生活習慣を見直して、むし歯予防に努めて下さい。