食育とは、生涯を通じて健全な食生活を実践し、食文化を継承し、心身ともに健康な生活が送れるよう、国民一人一人が自らの食について考え、食に関する知識と食を選抜する力を習慣する為の取組みを言います。0~6歳の乳幼児期はお乳を吸う動きから、歯を使って咀嚼する事を覚えるので歯の生え方や口の動きに合わせて離乳食や幼児食を進めていく事が大切です。そして遊びなどから歯磨き習慣をつけると良いです。6~12歳の学童期は乳歯から永久歯に生え換わり、大臼歯も増えて咀嚼力が増す為、おかずの具を大きめに切ってよく噛み味わって食べる習慣が大切です。12~18歳の思春期は永久歯列が完成し、咀嚼力も成人と同じになります。3回の食事をしっかり摂り、過食を防ぎ肥満や生活習慣病を予防する食べ方を身につけ、逆に過度なダイエットで偏食をしないように心がける事が必要です。小児期の食育は豊かな人間性を育む為に必要不可欠で、食卓を通して家族が触れ合う機会が広がると最高ですね。