砂糖をとり過ぎると、血液は酸性になります。血液の酸性を中和するために血液中のカルシウムが多量の消費され失われます。同時に体内では、砂糖がエネルギーに変わる時、多量のビタミンB1も消費され失われます。つまり砂糖のとり過ぎの方は、虫歯になり易いだけでなくカルシウム欠乏症やビタミンB1欠乏症に陥り易いです。
 ここで米国の女子大学寮で行われたビタミンB1欠乏症についての実験をご紹介します。ビタミンB1を殆ど含まない食事を続けた結果は以下の通りです。
 ●1か月目…変化なし
 ●2か月目…記憶力低下、イライラ
 ●3か月目…ケンカの多発
 これは、多量の砂糖が恐ろしい薬品に思えてくる様な話ですね。やはり、食生活のバランスが大切ですね。