感染を恐れて受診を手控えた結果、歯周病が悪化し抜歯に――。新型コロナウイルスへの感染不安から歯科受診を手控え、症状を重症化させてしまうという深刻な状況が生まれています。
大阪府歯科保険医協会が6月に実施した調査では、受診を手控えた結果、急性症状で来院した患者が「いた」と約7割の歯科医院が回答しました。むし歯が進行し歯髄炎になるなど強い痛みに耐えかねて受診する事例が数多く寄せられています。
急性症状以外にもかぶせ物や入れ歯などの補綴物が外れたり、壊れたりしても受診せずに過ごした患者さんの事例も報告されています。また調査では、受診手控えによって必要な処置や治療ができなかったことが「あった」と回答した歯科医院も約7割に上ります。むし歯や歯周病の治療だけでなく、義歯の作成、抜歯、定期健診など、角な受診手控えによりあらゆる治療を中止・延期せざるを得なかった実情が明らかになっています。
自己判断で受診を控えることは重症化につながることが懸念されます。コロナ禍においても、かかりつけの先生に相談し適切に受診することが大切です。
大阪府歯科保険医協会が6月に実施した調査では、受診を手控えた結果、急性症状で来院した患者が「いた」と約7割の歯科医院が回答しました。むし歯が進行し歯髄炎になるなど強い痛みに耐えかねて受診する事例が数多く寄せられています。
急性症状以外にもかぶせ物や入れ歯などの補綴物が外れたり、壊れたりしても受診せずに過ごした患者さんの事例も報告されています。また調査では、受診手控えによって必要な処置や治療ができなかったことが「あった」と回答した歯科医院も約7割に上ります。むし歯や歯周病の治療だけでなく、義歯の作成、抜歯、定期健診など、角な受診手控えによりあらゆる治療を中止・延期せざるを得なかった実情が明らかになっています。
自己判断で受診を控えることは重症化につながることが懸念されます。コロナ禍においても、かかりつけの先生に相談し適切に受診することが大切です。