枚方市の「宮園歯科日記」

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2018年12月

 最近では多くの、歯みがき剤に配合されるようになった「フッ化物」(フッ素)。自然界にも存在する元素の一つですが、その働きを知らない方も多いのではないでしょうか。フッ化物のむし歯を防ぐ効果を紹介します。
 ◇フッ化物の3つの効果
 ・歯を強くする
  歯の表面部分(エナメル質)に取り込まれたフッ化物は歯質を強化し酸に強くします。 
 ・歯を修復する
  酸によって溶かされたエナメル質が修復のためカルシウムなどの成分と結びつく働きを促進します。
 ・むし歯の働きを抑える
  フッ化物がむし歯菌の活動をじゃまして、酸を作る働きを抑えます。
 フッ化物の利用方法として、①フッ化物を歯に塗る、②フッ化物で口を洗う、③フッ化物入り歯磨き剤を使うなどが一般的です。

12月28日より平成31年1月3日まで冬季休暇とさせて頂きます。1月4日(金)より診療させていただきます。よろしくお願いいたします。

 ◇下の前歯が生える頃
 健康な歯で一生を過ごさせたいと思うのは多くの親の願いです。むし歯予防は、下の前歯が生え始める生後6カ月ごろがはじめ時です。といっても、乳児用歯ブラシはまだ必要はありません。湿らせたガーゼを指に巻いて、優しくぬぐうだけで大丈夫です。乳児期はたっぷりのよだれが自浄作用で歯を守ってくれるので、神経質になることはありません。
 ◇スキンシップ感覚で
 離乳食の後や就寝前に膝の上に仰向けにして、遊びやスキンシップの一つとして取り入れることがポイントです。
 ただし、嫌がるようなら無理に磨こうとせず、口の周りをきれいにするなど慣らすことから始めます。仰向けを嫌がるようなら、後ろから横抱きなど赤ちゃんが好む体勢を試してみます。一番大事なことは、磨いたあとは笑顔でいっぱい褒めることです。
 ガーゼから歯ブラシへの切り替えは、奥歯が生える頃が目安。スポーツドリンクやジュース(果汁100%でも)など砂糖・糖分が多いドリンクはむし歯の原因になります。乳児期には控えましょう。

 平成30年12月上旬より、月末までクリスマスの飾り付けをしております。平成30年12月21日〜12月25日に来院される方には、プチプレゼントを差し上げる予定です。

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