枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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2018年10月

 「フレイル」とは、高齢になって心と体の働きが弱くなる経度の衰弱、つまり健康と要介護の中間の状態を呼びます。いつまでもいきいきと暮らすためには、このフレイルを予防することが大切です。フレイルと大きくかかわっている「オーラルフレイル」(口腔機能の衰え)を改善することでフレイルが回復することがわかっています。
 歯の本数が多いほど寿命が長い、残っている歯が多く義歯などで口腔機能が維持できていると認知症のリスクが低く、姿勢や歩行が安定するなど関連があることが明らかになっています。
 よく噛んでバランスのよい食事をとり、適度な運動をし、健康寿命を伸ばしましょう。

 歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落とせず、むし歯や歯周病の原因になります。1日1回は歯間ブラシを使用することをお勧めします。
 ▽スムーズに入るサイズを
 歯間ブラシには細い順に4SからLLまで7サイズあり、自分の歯ぐきの隙間に合ったサイズを選ぶことが重要です。挿入した時にスムーズに動かせることが目安です。歯間ブラシが入りにくいところに無理して入れたりワイヤー部分でこすったりすると歯や歯ぐきを痛めてしまうこともあります。最小サイズの4Sが入らない場合は、デンタルフロスを使いましょう。
 ▽痛んだら交換
 歯間ブラシは歯ブラシのように洗って、繰り返し使うことができますが、毛が痛んだり、ワイヤーが曲がったり、グラグラし始めたら、交換の目安です。
 歯ぐきに炎症がある場合、出血することもあります。毎日使用していても出血が続くようでしたら歯科医院へご相談ください。

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