枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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2014年08月

 乳歯は妊娠の初期(6週頃)に歯の芽ができ始めます。まだ妊娠に気付かない頃です。
 この乳歯の芽を作るときに必要な栄養はタンパク質です。妊娠周期が進むにつれて、カルシウムやリンなどのミネラルが結合して乳歯が作られています。
 じょうぶな歯を作るためには妊娠してからの栄養摂取に気をつけることも大切ですが、常日頃から好き嫌いなくバランスの取れた食事習慣を心がけることが大切です。
 赤ちゃんが生まれたときのお口の中にはむし歯菌の原因菌であるミュータンス菌はいませんが、離乳期に口移しで食べさしたり、同じスプーンを使って食事するとミュータンス菌が感染しやすくなります。
 パパ、ママ、おじいちゃんへ。むし歯や歯周病を放置していませんか?ミュータンス菌や、歯周病菌のいるお口で接すると、赤ちゃんに感染しやすくなります。
 赤ちゃんが誕生する前に、歯科医院を受診して、むし歯や歯周病の治療を済ませ、毎日、しっかりとブラッシングをしえお口の状態を良好に保っておきましょう。

 しみる原因はいくつかありますが、もっとも多い原因は、歯の表面にあるエナメル質という歯質が減退していることが挙げられます。
 エナメル質が減少すると象牙質が露出してしまい、歯の神経を刺激し知覚過敏を引き起こすためです。
 噛み合わせ、歯ぎしりに問題がある場合やブラッシングで力を入れすぎたり研磨剤入りの歯磨き剤で磨きすぎたりすると、エナメル質が削られてしまいます。また、酸性食品の過剰な摂取によって、エナメル質が溶ける「酸蝕歯」もエナメル質減退の一つです。
 まずは、歯科医院で何による症状かを診断してもらいましょう。噛み合わせの調整やマウスピースの装着が必要な場合もあれば、ブラッシング方法を見直せば済むこともあります。早めに歯科医院へご相談下さい。

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