補綴物(詰めもの、被せもの)を装着した後に、”しみる””違和感がある”と、よくお聞きします。
”しみる”原因は、歯髄(歯の神経)が刺激されるためです。特に温かいものや冷たいものを飲食すると、熱を伝えやすい金属製のインレーやクラウンはよく”しみる”のです。
重度のむし歯で歯髄に近いところまで、削った歯ほど刺激に敏感になります。
ところが、人間の体はよくできたもので、”しみる”症状も徐々に和らいでいきます。歯が、歯髄を守ろうとして新しい象牙質(第二象牙質)を形成し、刺激を緩和するためです。
”しみる”のがおさまる期間は、個人差がありますが、インレーやクラウン装着後、2~3か月で自然に解消します。
”違和感”の原因は自然の歯に人工物を装着することで、接触圧や異物感が生じるためです。補綴物はセメントで接着されますが、歯との間に隙間ができたり、歯が浮いたりしないように、歯と補綴物にはある程度の圧が必要になります。隙間があると、食べカスや歯垢などが入り込み、むし歯を再発させたり、歯周病の原因にもなります。
しばらく使っていると通常は気にならなくなります。それでも、しみや違和感、痛みが解消されない場合には別の原因も考えられますので、かかりつけ医に相談してみて下さい。
”しみる”原因は、歯髄(歯の神経)が刺激されるためです。特に温かいものや冷たいものを飲食すると、熱を伝えやすい金属製のインレーやクラウンはよく”しみる”のです。
重度のむし歯で歯髄に近いところまで、削った歯ほど刺激に敏感になります。
ところが、人間の体はよくできたもので、”しみる”症状も徐々に和らいでいきます。歯が、歯髄を守ろうとして新しい象牙質(第二象牙質)を形成し、刺激を緩和するためです。
”しみる”のがおさまる期間は、個人差がありますが、インレーやクラウン装着後、2~3か月で自然に解消します。
”違和感”の原因は自然の歯に人工物を装着することで、接触圧や異物感が生じるためです。補綴物はセメントで接着されますが、歯との間に隙間ができたり、歯が浮いたりしないように、歯と補綴物にはある程度の圧が必要になります。隙間があると、食べカスや歯垢などが入り込み、むし歯を再発させたり、歯周病の原因にもなります。
しばらく使っていると通常は気にならなくなります。それでも、しみや違和感、痛みが解消されない場合には別の原因も考えられますので、かかりつけ医に相談してみて下さい。