枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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 食事や水などを飲み込むとき、「むせて苦しい」「飲み込みにくい」と感じたことはありませんか。 
 「むせ」など飲み込みづらさの原因は、持病や薬によるものなど様々ですが、その多くは、「飲み込む力」の低下にあります。 
 ◇老化は40代から
 ゴックンと飲み込むことを、「嚥下」といいます。普段、飲み込むときに「今から飲み込むぞ」と意識することはあまりありませんが、「飲み込む力」の低下は、40代から始まります。
 65歳以上の約半数、70歳以上のほぼ全員が、軽度の嚥下障害を抱えているといわれますが、自覚がないことが多く、見逃されがちです。自覚したときには、重度の嚥下障害まで悪化していて、回復が難しいことが少なくありません。
 嚥下障害は、栄養状態の悪化や誤嚥性肺炎を引き起こすなど医学的リスクを高めます。それだけでなく、食べる楽しみを失い、生活の質を下げることにつながります。
 ◇早めの予防がカギ
 嚥下障害は、訓練で悪化を防ぐことができます。訓練の効果がしっかりと現れるように、早めの予防を心がけ、「飲み込む力」を維持することが大切です。
 かかりつけの歯医者さんに相談し、治療が必要であれば、口の動きをよくするトレーニングや、筋肉がスムーズに動くようにするマッサージなどを指導してもらいましょう。

 感染を恐れて受診を手控えた結果、歯周病が悪化し抜歯に――。新型コロナウイルスへの感染不安から歯科受診を手控え、症状を重症化させてしまうという深刻な状況が生まれています。 
 大阪府歯科保険医協会が6月に実施した調査では、受診を手控えた結果、急性症状で来院した患者が「いた」と約7割の歯科医院が回答しました。むし歯が進行し歯髄炎になるなど強い痛みに耐えかねて受診する事例が数多く寄せられています。
 急性症状以外にもかぶせ物や入れ歯などの補綴物が外れたり、壊れたりしても受診せずに過ごした患者さんの事例も報告されています。また調査では、受診手控えによって必要な処置や治療ができなかったことが「あった」と回答した歯科医院も約7割に上ります。むし歯や歯周病の治療だけでなく、義歯の作成、抜歯、定期健診など、角な受診手控えによりあらゆる治療を中止・延期せざるを得なかった実情が明らかになっています。
 自己判断で受診を控えることは重症化につながることが懸念されます。コロナ禍においても、かかりつけの先生に相談し適切に受診することが大切です。

 ドラッグストアや100円ショップで歯石を取る器具が売られているのを見かけますが、自分で使用すれば歯や歯肉を傷つけ、出血や腫れを引き起こす危険があります。
 たとえ歯石が取れたとしても、きれいに除去できるわけではありません。取り切れずに歯の表面がデコボコした状態だとすぐに付着してしまうため、完全に除去した後に歯の表面を磨く必要があります。また、歯肉の下や奥歯などの歯石は自分では取り除けません。
 歯石をきれいに除去するには、歯科医院専用の機器とプロの“腕”が必要です。歯石が付着したままではむし歯や歯周病、口臭の原因になりますので、定期的に歯科医院できれいにしてもらってくださいね。

 むし歯や歯周病を予防し、再発・悪化させないためには歯垢や歯石を取り除く手入れ(ケア)が欠かせません。予防効果を高めるには、「セルフケア」と「プロフェッショナルケア(プロケア)」の2種類のケアが大切です。
 ◇毎日、自分で
 「セルフケア」は、日常的に自分で行うケアのことで、歯ブラシや歯間ブラシ、フロスなどを使って歯垢などを取り除きます。毎日のセルフケアが歯科予防の基本です。
 ◇専門家が処置
 「プロケア」では、専門家である歯科医師や歯科衛生士が、特別な器具を用いてセルフケアでは除去できない歯石や歯垢、着色汚れを取り除きます。染出しで磨き残しのチェックも行います。
 歯周病の状態を知るには、歯周ポケットをプローブという器具を使って調べることが必要です。歯周病の進行や歯茎の炎症、歯石の付着状況をつかむこともプロケアの一つです。
 プロケアにはこうした処置だけでなく、適切な歯みがき方法などを教わるブラッシング指導も含んでいます。歯並びやかみ合わせなど、お口の環境は人それぞれです。一人ひとりにあったセルフケアのポイントを提案することも大事な仕事です。
 また、高齢者や障がいのある人たちで、セルフケアが困難な患者さんへの定期的なケアも行います。
 日々の生活で適切なセルフケアと定期的なプロケアを継続することが、生涯に渡って健康な歯を保つためには需要です。

 新型コロナウイルスの感染予防のため、マスクが手放せない日々が続いています。新型コロナによる肺炎で、既に1500人(2020年9月)以上が亡くなっていますが、実は他にも怖い肺炎があるのをご存じでしょうか。それは誤嚥性肺炎です。
 誤嚥性肺炎による2019年の死者数は4万人超で、国内の死因の第六位です。新型コロナ肺炎よりもはるかに死亡するリスクが高いと言えるでしょう。
 誤嚥というのは、飲み込んだ唾液や水分、食べ物などが誤って気管に入ってしまうことです。誤嚥した際に口腔内の細菌などが気管から肺に入り込むことで肺炎を発症します。
 誤嚥性肺炎の予防には口腔ケアが欠かせません。しっかりと歯みがきをして、口の中の細菌を繁殖させないことが大切です。高齢者の方は、飲み込む力や抵抗力が落ちてきていますので、特に注意してくださいね。

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