枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

歯やお口のお悩みはお気軽にご予約 TEL 072-848-1105 ください。

12月30日(木)~1月3日(月)まで、冬季休暇とさせて頂きます。
1月4日(火)より診療させていただきます。よろしくお願いいたします。

 口を閉じた時、上下の歯の間に2~3ミリの空間がありますか?食事中でもないのに上下の歯が接触している人は、覚醒中に起きるブラキシズムの一種である「TCH(Tooth Contacting Habit:歯列接触癖)」かもしれません。
 無意識に上下の歯を接触させ続ける習慣が身についてしまうと、お口の周りの筋肉が疲労し、身体のあらゆる箇所に負荷がかかります。その結果、口の中のトラブルだけでなく、頭痛や肩こりなど様々な症状が生じることがあります。
 TCHを改善するには、TCHを自覚し、「リラックスして歯を離す」ことを意識付けることが重要です。家の壁やテーブルなどに「歯を離す」「力を抜く」などのメモを張り、自己意識しやすい環境をつくってください。数カ月続けて習慣化し、癖を治していきます。
 TCHの原因ははっきりとわかっていませんが、過度なストレスも原因の一つと言われています。ストレスをため込まず、意識的に発散することが大切です。日本人の5人に1人がTCHとの報告もあるほど一般的な習癖です。上下の歯が接触していないか、いま一度、意識してみてくださいね。

歯周病予防でリスク軽減を
 ご家族やお知り合いにコロナ禍で歯科医院の受診を控えている方はいませんか。お口の健康状態が悪化すると、ウイルスに感染しやすくなることが指摘されています。お口の中を清潔にして、感染症に強い体を作ってください。
❖粘膜から侵入
 厚労省の調査では成人の約7~8割が歯周病と報告されており、お口には歯周病菌が潜んでいます。この歯周病菌を抑えることが感染予防のキーポイントになります。 ウイルス感染は主に鼻や口、目から起こります。この時、歯周病菌や細菌が排泄する毒素によって口腔内の粘膜が傷つけられていると、ウイルスが粘膜細胞に侵入しやすくなり、発症リスクを高めてしまいます。そのため、歯周病を予防・治療することが感染症に大きな効果を発揮します。口腔ケアとインフルエンザの関連を調べた研究では、口腔ケアを受けた高齢者の発症率は10分の1に激減したと報告されています。
❖重症化を防ぐ
 高齢になれば飲み込む機能が低下し、誤嚥性肺炎(細菌性肺炎)のリスクも高まります。新型コロナによる重症化事例の多くは、ウイルス性肺炎と細菌性肺炎を二重に引き起こしていると言われています。 
 歯科医院での定期的な口腔ケアでお口の細菌を減らせば、重症化のリスクを下げられる可能性があります。

新型コロナ感染症を予防するため、マスク着用が日常になりました。自分の息がマスクにこもることで、口臭に気づく人が増えているそうです。
平安時代の絵巻物に・・・
口臭は古くから人々をなやましてきました。平安時代末期の絵巻物「病草紙」では、楊枝を使う女官とそのそばにいて着物で口を覆う二人の女官が描かれています。絵にはこんな説明書きがあります。「一人の美しい女にひかれる男たちが彼女に近づこうとしましたが、近づくと鼻をつまんで逃げてしまう。その理由は口臭が耐え難かったから」と。この絵の題名は、そのものずばり、「口臭の女」です。現代のように口腔ケアが知られておらず、ケアグッズもない時代でした。対処のしようがなかったのでしょう。
現在では口臭は、「生理的な口臭」、「病的口臭」、「飲食物・嗜好品による口臭」といったように原因が明らかになっています。
★誰にでもある口臭
生理的口臭は誰にでもあり、一日の中でも唾液の分泌量によって変化します。起床直後や空腹時、緊張した時、月経期間、更年期などに生じることがあります。
★治療が必要となる口臭
病的口臭の約90%以上は口の中に原因があります。歯周病、多量の舌苔の付着、唾液の減少、入れ歯の汚れなどです。まれに、副鼻腔炎や糖尿病など全身疾患による病的口臭もあります。
★飲食物・嗜好品による口臭
ニンニクなどを食べた後に口臭は、食べカスが匂う場合と、体内で吸収された、におい物質が血液を経て肺で呼気になる場合があります。時間が経過すれば解消します。他にも、口臭がないのに、過度に気にしすぎる「心理的口臭」という精神的な症状があります。






 歯に痛みがあると、むし歯だと思って来院される患者さんが多いのですが、別に原因があることも少なくありません。
 むし歯以外で冷たい物がしみる場合には「知覚過敏」や「歯の破折」が疑われます。むし歯だと思って強く磨きすぎることで、知覚過敏が悪化する場合もあります。外観からは分からなくても、歯が割れていることも。
 他にも「歯ぎしり」や「くいしばり」、「TCH(上下歯列接触癖)」などが痛みの原因になることがわかっています。
 安静時の上下の歯の間は1~3ミリ空いています。「TCH」は無意識に常時、歯を接触させる癖のことで、歯や歯周組織に過度な負荷を与え、痛みを誘発することがあります。 
 痛みの原因は様ざまですので、自己判断せずに早めに受診してください。

↑このページのトップヘ