小さい頃よく親に口を閉じなさいと言われませんでしたか。呼吸は本来、鼻でするものですが、風邪や鼻の病気などをきっかけに口呼吸に変わってしまうことがあります。しかし、実は口呼吸によってアレルギーを引き起こしたり、睡眠時無呼吸症候群になったり、命の危険も伴うこともあり、それだけ口呼吸は危険なことなのです。
 朝起きると喉がヒリヒリする、唇がいつもカサカサに乾いている、食べる時にクチャクチャ音を立てる、無意識のうちに口が半開きになっているなど、ひとつでも当てはまれば、口呼吸癖の可能性があります。
 鼻呼吸は体にとって実はすごくいい事だと考えられています。吸い込んだ空気の加湿、徐塵をしたり、病原菌の繁殖の抑制、顔の引き締めなどの効果があります。
 呼吸は人間が生きていくうえで最も大切なものです。正しい呼吸法を身に着け、健康な生活を送ってください。詳しくは当院までお尋ねください。