ブリッジとは、歯を失った時に両隣の歯を削り、橋(ブリッジ)をかけるように代わりとなるダミーの人口の歯を入れて、抜けた歯を補う治療方法です。
保険が効く一般的な治療です。
ブリッジは入れ歯のように自分では取り外しができないため、安定感があります。
一方で、「においが気になる」という方が少なくありません。
においの原因は、構造上プラークなどの汚れが溜まりやすいことにあります。
しかし、適切にお手入れをすれば、汚れもたまらず、歯周病予防にもなります。

*磨き方のポイント
ブリッジの磨き残しが多い場所は次の3カ所です。ていねいにブラッシングしてください。
①ダミーの歯の下
②ダミーの歯の両隣の歯の連結部
③両隣の歯の被せものと歯肉の間

歯間ブラシやフロス、ワンタフトブラシの併用が効果的です。

*放置で新たなトラブルに
「磨きにくいのであれば、ブリッジを装着しない方が良いのでは?」と考える方もいるのではないでしょうか。
歯を失ったまま長く放置していると、見た目が悪いだけでなく、新たなトラブルの原因になります。
歯が抜けたスペースに隣接する歯が傾倒したり、噛み合う相手の歯が伸びてしまうことが少なくありません。
放置は、連鎖的に歯が抜ける原因にもなります。早期の治療をおすすめします。