枚方市の「宮園歯科日記」

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2017年02月

 子どもたちが大好きなおやつ。甘いお菓子はむし歯の原因になるので心配です。歯に良いおやつはあるのでしょうか。
 おやつには栄養を補う、顎の発達を促す、楽しい時間を過ごすといった様々な役割があります。歯によいおやつの条件は、口の中を酸性にしないこと。なぜなら、酸には歯の表面のミネラルを溶かす働き(脱灰作用)があるからです。酸性度の強い食品(レモン、みかん、酢、コーラ、スポーツドリンクなど)は過度に摂取し続けると歯を傷める「酸蝕歯」を生じさせる危険があります。酸性度の弱い食品には、ナッツ類やチーズ、ご飯や牛乳などがあります。
 実は、むし歯の原因と言われる砂糖の酸性度は高くありません。むし歯になるのは、砂糖を栄養源とするむし歯菌が酸を作ることが原因。でも、安心してください。唾液の働きで中和、修復されるので、そういった食品を食べても適量であれば、すぐにむし歯になるわけではありません。
 問題はダラダラと食べ続けることや歯みがきしないことです。顎の発達には、じゃこやするめ、リンゴなど歯ごたえのある食べ物が最適です。

         詰め物や被せ物の寿命


 治療した歯の詰め物や被せ物について、「どれくらいもちますか?」と聞かれることがあります。一般的には、銀より金、樹脂製よりセラミックの方が長持ちします。実は、金属などがダメになるケースは少なく、治療した歯がまたむし歯になって作製し直すことの方が多いのです。詰め物や被せ物の寿命は、お口の中の環境と密接に関係していると言えます。
 例えば、歯並び。整っている人の方がブラッシングしやすく、磨き残しが少ないので長持ちする傾向にあります。唾液の量が多い人は歯垢が付きにくく、寿命が長くなると言えます。そして、歯みがき。しっかり磨けている人の方がもちろん長持ちします。
 そこで、長持ちする秘訣を伝授します。ズバリ、治療後に定期的に受診し、お口の状態をチェックし、口腔ケアを受けることです。もちろん、自宅でのブラッシングも欠かせません。「何だ、そんなことか」と思うかもしれませんが、お口の環境にとても大切なことです。定期健診を受けて、詰め物・被せ物と一緒にお口の健康を目指してくださいね。

平成29年2月上旬よりバレンタインフェスタの飾り付けをする予定です。2月13日、14日に来院された方にはプチプレゼントをさしあげる予定です。

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