枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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2017年01月

 小さい頃よく親に口を閉じなさいと言われませんでしたか。呼吸は本来、鼻でするものですが、風邪や鼻の病気などをきっかけに口呼吸に変わってしまうことがあります。しかし、実は口呼吸によってアレルギーを引き起こしたり、睡眠時無呼吸症候群になったり、命の危険も伴うこともあり、それだけ口呼吸は危険なことなのです。
 朝起きると喉がヒリヒリする、唇がいつもカサカサに乾いている、食べる時にクチャクチャ音を立てる、無意識のうちに口が半開きになっているなど、ひとつでも当てはまれば、口呼吸癖の可能性があります。
 鼻呼吸は体にとって実はすごくいい事だと考えられています。吸い込んだ空気の加湿、徐塵をしたり、病原菌の繁殖の抑制、顔の引き締めなどの効果があります。
 呼吸は人間が生きていくうえで最も大切なものです。正しい呼吸法を身に着け、健康な生活を送ってください。詳しくは当院までお尋ねください。

          20本以上で平均医療費が月9千円少なく

 健康な歯が多く残っている口腔の健康が保たれる人ほど、総医療費が少なくなるというデータが数多く存在しているのをご存知ですか?
 自分の歯が20本以上残っている70歳以上のお年寄りは、4本以下と比べ、身体の病気で費やす医療費が1カ月、平均約9000円も少ないことが指摘されています(兵庫県国民健康保険団体連合会などの調査)。
 他にも、残っている歯が少ないほど1カ月間の平均医療費(歯科を除く)は高くなることが50歳以上の約3万人を対象とした渡辺誠・東北大大学院教授(加齢歯科学)らの調査で明らかになっています。
 歯の状態が悪い人といい人で比べると、歯の状態が悪い人は「低栄養」になる割合が3倍にもなるという事が分かっています。歯をしっかり治療してかめる状態にしておくという事は、介護予防にとっても重要だと言われています。歯を大切にして豊かな老後を過ごせるようにしてくださいね。

 合わない入れ歯を使い続けている方はいませんか?合わない入れ歯を使っていると話しづらいし、食べづらいですね。食事を楽しめないばかりか、咀嚼が不十分なうちに食べ物を飲み込み、誤嚥を起こしてしまう危険性があります。また、硬いものが食べられないからと、軟らかい物ばかり食べていると、食べるための筋肉が衰えて認知症にもなりやすくなります。
 入れ歯は健康な生活を送るためのパートナーです。入れ歯は口腔内の状態に合わせて調整することができるので、違和感がある場合は、かかりつけの歯医者さんに相談するようにしましょう。残念ながら入れ歯も消耗品です。状態によっては作り直しが必要となる場合もあります。

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