枚方市の「宮園歯科日記」

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2016年12月

 歯ぐき沿いがすり減って、冷たいものがしみたり不快症状が出たりすることがあります。通常、不適切な歯みがきの仕方(過度のブラッシングや横みがき等)が原因と考えられますが、”アブフラクション”と呼ばれる「噛み合わせが原因の歯質の欠損」が原因の場合もあります。
アブフラクションは、側方または斜めに歯と歯が強く噛み合うことで歯に屈曲もしくは歪みの力を生じ、歯ぐき沿いのエナメル質や象牙質の硬い組織が少しずつかけることでおこります。
 さらに、欠けた箇所が強いブラッシングや食品などの酸により溶かされたことで、特徴的な”くさび状欠損”が生じ、重症化することも。
 睡眠中の歯ぎしり、特に歯を横や上下に動かしたときに強く接触することも、アブフラクションの大きな要因の
ひとつです。特定の歯に力がかかり過ぎる場合は、睡眠中のマウスピースをお勧めすることもあります。
 アブフラクションを避けるためには、食べるとき以外は、唇を閉じていても上下の歯が接触しないように心掛け、歯ぎしり、噛みしめ、くいしばりに注意をすることが大切です。ストレスは歯ぎしりや食いしばりの原因とも言われていますので、日常のストレス対策も改善策の一つかもしれません。
 もし、歯ぐき沿いを爪で触って引っかかったり、しみて痛むという症状があれば、相談してみて下さい。

 妊娠中に歯が悪くなったという人が多いようです。理由として、妊娠中は唾液の性質や量が変わることが指摘されています。唾液には、お口の中が酸性やアルカリ性などに傾いた状態を中性に戻す「緩衝作用」と酸で表面が溶けた歯を修復する「再石灰化作用」があります。妊娠中はこの働きが、弱まってしまうためにむし歯のリスクが高くなります。
 つわりで食事が不規則になり、間食しがちになることやブラッシングが気持ち悪く、歯みがきがおろそかになる人もあるようです。そのため、歯の手入れが行き届かなくなり、むし歯ができやすくなるのです。いつも以上にブラッシングを心掛ける必要があるのかもしれません。
 妊娠中のむし歯は軽視できません。痛みを我慢していると、そのストレスは胎児にも悪影響を及ぼすことがあるからです。妊娠中でも、歯科治療は受けられますが注意が必要です。妊娠の安定期となる4カ月~7カ月までは、応急処置だけにとどめておいて、安定期に入ってから通常の治療を行うことが多いようです。
 産後は授乳や育児で忙しくなります。治療に通うことが困難になるので、出産前に治療を済ませておくことをお勧めします。
 妊娠は思いがけずということも少なくありません。普段から定期的に歯のチェックをして、むし歯のリスクを減らしておきましょう。

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