枚方市の「宮園歯科日記」

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2016年04月

 フッ素は、ほとんどの食品に含まれている必須栄養素の1つです。けっこう身近な物ですね。そして、乳歯や萌えたての永久歯だけでなく、唾液が減少する更年期や高齢の方、歯周病を治療している方の歯の強化など、あらゆる年代の方に効果的です。
 昨今は、不規則な生活になりやすい環境で、食事の時間も各々異なってきており、お口のケアが増々大事になってきています。
 口の中が、ほぼ中性であれば歯の脱灰は起こりませんが毎回の摂食によって酸性に傾き、脱灰と再石灰化のバランスがとれなくなります。その結果、初期ムシ歯になってしまいます。
 そんな時、歯垢の細菌活動を抑えたり、エナメル質の修復、強化をするフッ素は効果的です。しかし、日々の継続がなければフッ素の効果は発揮できません。習慣づいたあなたに合ったブラッシングと日々のフッ素塗布、更にかかりつけ歯科医院でのフッ素塗布で、生涯自分の歯で食事をしていきたいものですね。

 6歳臼歯は、6歳前後になると一番奥に生えてくる永久歯。第一大臼歯ともいい、永久歯の中では1番か2番に生えてきます。乳歯より背が低いため、歯ブラシが届きにくく汚れがたまりがち。また、歯の溝が深く、むし歯になりやすいため要注意です。
 完全に生えるまで約3ヶ月、上下の6歳臼歯が、噛み合うまでに約1年半かかります。予防が第一。おやつなどのダラダラ食べをしないようにし、食べたら磨く習慣にしたいものです。6歳児はまだ丁寧に磨くことが苦手です。大人が仕上げ磨きを心掛けてください。デンタルフロスやタフトブラシも効果的です。
 歯科医院でのケアとして、フッ化物塗布や溝をコーティングするシーラントなど予防対策もあります。

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