枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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2015年10月

 いつまでたってもプラークが除去されないと、歯肉の局所では免疫反応に参加するマクロファージやリンパ球がどんどん増えていきます。免疫グロブリン(抗体)をつくる形質細胞もますます増えていきます。しかしもともと歯肉は、このような炎症反応や免疫反応が起こることを想定してつくられておらず、予備の”空き地”といえるものではないのです。
 炎症が慢性化して、免疫反応が広い範囲に及ぶと、細菌をやっつけるために現れた大量のマクロファージやリンパ球、形質細胞のためのスペースが必要になります。このスペースを確保するために、サイトカインをつくって、健康な骨組織や結合組織を破壊するのです。歯肉での緊急事態に対処するために歯槽骨を吸収し、結合組織を破壊しているのです。
 プラークが完全に除去されると、大量のマクロファージやリンパ球、形質細胞は消えて、炎症とそれにともなう免疫反応は治まります。そうしてから、歯周組織では復興のための建築(つまり再生)が始まります。

フッ素塗布は多くの方が子供の虫歯予防の為にするものと思われています。しかし、大人の虫歯予防にも良いという事を知っていますか?フッ素塗布は虫歯予防や初期虫歯の治療にも使われるものです。歯を丈夫にして虫歯菌の作り出す酸から歯を守る効果があります。乳歯は永久歯と違い歯も溶けやすく、虫歯の進行も早いので、フッ素塗布で歯を強化しなければすぐ虫歯になってしまいます。生えたての永久歯は歯の表面が弱く、歯の溝も深いために虫歯になる確率が最も高い時期です。このことから、子供の虫歯予防にフッ素塗布が推奨されています。そして見落とされがちな成人の歯に対しては不規則な生活で虫歯のリスクが上がる事が主で特に連結冠や部分入れ歯が入っている方は唾液の流れが悪くなる為に虫歯になりやすいです。
 フッ素塗布は虫歯に対する抵抗性を強化し、その結果治療回数も減るので大人の方にもオススメです。

★★ ハロウィーンフェスタのお知らせ ★★ 
 平成27年10月上旬より、月末までハロウィーンの飾り付けをします。平成27年10月28日~10月31日に来院された方には、プチプレゼントを差し上げる予定です。

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