枚方市の「宮園歯科日記」

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2015年08月

ガムは一時しのぎには有効ですが、根本的な解決にはなりません。口臭用のうがい薬も同じです。
口臭の原因の多くは、食べカスの磨き残し、歯垢、むし歯、舌苔(舌に発生する苔)、歯周疾患などです。口腔内の細菌が発するガスが臭いの元です。
 口臭対策の決め手は、十分なブラッシング(歯間ブラシやフロスも活用しましょう)とむし歯や歯周疾患の治療を受けることです。ただし、唾液の分泌不足も口臭の原因の一つ。唾液の浄化作用は口臭予防に不可欠です。ガムは唾液の分泌を促す手助けになるでしょう。
 疲れや体調不良は唾液の減少につながります。また、肉や油分の多い食事も口臭の原因になります。食事、睡眠の見直しも大切です。

1歳を迎えると乳児から幼児と呼び方も変わります。離乳食も完了時期となるころですが、乳歯が全部生えそろっていることはまれ。奥歯が生えそろって、かみ合うまでは噛む力が十分でないため硬いものをすりつぶすことができません。完了期=大人と同じものを食べられるわけではありません。
 この時期に、硬いものを無理に与えてしまうと、噛まないで丸飲み込みをしたり、反対に吐き出したりします。硬いものが嫌いになったり、偏食などにつながることもあります。幼児の食べ方や口の中の様子を見ながら、食材や調理形態を工夫することも大切です。
 離乳完了のタイミングをあせらずに、食べやすい大きさでかみつぶせる硬さにして食べさせましょう。食事のとき口を左右に動かすようになってきたら、つぶしている証拠です。
 歯が完全に生えそろう3歳ごろから適度に噛みごたえのある食品を取り入れ、ゆっくりよく噛んで食べる習慣をつけましょう。よく噛むことで、唾液の分泌を促し、食品を味わうことができます。

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