枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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2015年05月

スーパーや薬局にはたくさんの種類の歯磨剤が並んでいます。歯磨剤を選ぶ時には、表示された成分を参考にしてはいかがでしょうか。
 歯質を強化し、むし歯を予防する目的なら「フッ化物」や「カルシウム」の入ったものを目安に。知覚過敏がある場合は神経鈍麻作用のある「硝酸カリウム」や細管封鎖作用のある「乳酸アルミニウム」入りを試してみてはどうでしょうか。
 歯の摩耗が進んでいる人には、研磨剤無配合の製品もお勧めです。歯周病治療中の方には、殺菌成分の含まれたものも効果的かもしれません。
 どの歯磨剤を使うにしても、ブラッシングが大切です。多くの歯磨剤には清涼剤や発泡剤が配合されています。つけすぎると泡立ちや清涼感が出るため、磨いた気になってしまうので、注意しましょう。使用量の目安は豆粒程度と言われています。
 どんな歯磨剤が最適なのかは、各自の歯の状態にもよりますので、歯科医や歯科衛生士に相談してはいかがでしょうか。

いつの時代も、「入れ歯が合わない」という声は少なくありません。入れ歯の良し悪しは、歯科医だけでなく入れ歯を作る歯科技工士も大いに関係しています。
 部分的な物も含めると入れ歯を使っている人の割合は、65歳以上の実に9割に上るそうです。 一般的な入れ歯は、歯が抜けた後の歯ぐきを土手にして唾液の吸着力などで固定します。ところが、入れ歯は作製後、長い間使っているうちに、すり減って噛み合わせが変わるもの。問題なく噛めていたとしても、半年に一度、歯科医院に通って正しい噛み合わせをチェック
してもらうことが必要です。
 安定剤をつけないと外れてしまう場合は、サイズや形が合っていないことが多く、噛み合わせがズレたり、歯ぐきがやせる原因にもつながります。サイズが合わない小さすぎる入れ歯も噛み合わせがズレたり、歯ぐきがやせることがあります。
 今の入れ歯が合わないという人は、まずは、かかりつけの歯科医師に相談してみてください。

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