枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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カテゴリ: 歯周病

最近、CMなどで耳にすることがありますが、成人の8割以上は歯周病かその予備軍です。歯周病は歯を支える骨を溶かす病気ですが、口の中だけにとどまらず、体のさまざまな場所で問題を引き起こしたり悪化させたりします。例えば、心臓病や動脈硬化、嚥下性肺炎、早期低体重児の原因として深く関係していることが解っています。また、糖尿病の悪化と歯周病の進行に強い相関関係があります。これは、歯周病菌が気道や血液を介して肺や全身に運ばれるためおこります。2011年に肺炎が死亡原因第3位になりましたが、肺炎の多くは誤嚥性肺炎です。歯周病は単に口の中だけの問題ではなく、全身の健康と大きく関わる病気でもありますので、積極的に治療しましょう。

。成人の多くがかかっていると言われている歯周病。 動脈硬化症・糖尿病・非アルコール性肝疾患・関節リウマチ・早産などのリスクが高まることが知られています。 今までこれら 「全身の健康に影響を与えるメカニズム」 は、歯周炎からよくない物質が全身へ流れると思われていました。                                                    今年5月、新潟大学の研究で新しい発見がありました。 歯周病の菌が腸内細菌のバランスを崩し、腸壁がもろくなります。そこから侵入した毒素が血液で運ばれ、全身に影響を与えると言います。口の中にふだんいる細菌が気道へ侵入し、肺炎をおこすことも知られています。長生きの秘訣はお口に悪い菌を溜めないこと、体の中に入れないことです。まず朝夕のブラッシングでしっかり歯垢を取り除きましょう。義歯をお使いの方は洗浄液も使って、清潔にしてお食事なさってください。そして、定期健診にお越しいただき、衛生士によるプロケアをお受けください

 最近CMなどで耳にする事がありますが、成人の8割以上は歯周病かその予備軍です。歯周病は歯を支える骨を溶かす病気ですが、口の中だけにとどまらず、体の様々な場所で病気を引き起こしたり悪化させたりします。例えば、心臓病や動脈硬化、誤嚥性肺炎、早期低体重児の原因として深く関係していることが解っています。また、糖尿病の悪化と歯周病の進行に強い相関関係があります。これは、歯周病菌が気道や血液を介して肺や全身に運ばれるためおこります。2011年に肺炎が死亡原因第3位になりましたが、肺炎の多くは誤嚥性肺炎です。歯周病は単に口の中の問題ではなく、全身の健康と大きく関わる病気でもありますので、積極的に治療しましょう。

歯石はむし歯や歯周病の原因となる細菌の塊である歯垢(プラーク)が、唾液に含まれるカルシウムなどによって石灰化したものです。
 健康な歯は、エナメル質で覆われてつるつるしているので、歯ブラシで簡単に歯垢を取り除けます。一方、歯石の表面はざらざらしているので、歯垢が付着しやすく、みがき残した歯垢は歯石となって積み重なります。歯垢に含まれる歯周病菌は酸素を嫌う性質があるので、歯ぐきの歯の隙間(歯周ポケット)に入り込み、歯石化します。歯石で大きくなった隙間の中では、歯周病菌などが歯ぐきに炎症を起こしたり、歯を支える骨(歯槽骨)を破壊するといった悪さをします。
 歯垢をしっかりとって定期的に歯石を除去して、歯ぐきの健康を保つことが大切です。

 80才になってもご自身の歯でバリバリ食べることができたら、これほど幸せなことはありません。
 確かに歯並びの良し悪しは、むし歯や歯周病に関係していますし、最近の調査結果により、むし歯や歯周病に羅患しやすく、極端に病気の進行が早い人がいるということも分かってきました。しかしこれらの病気は遺伝的になりやすい人がいるということであって、必ずなるということではありません。
 むし歯や歯周病は、あくまでも細菌による「感染症」で、歯垢の過度の沈着がこれらの細菌を増殖させてしまいます。そのため定期的なメンテナンスが必要となってくるのです。大切な歯を日頃のお手入れと定期的メンテナンスで守っていきましょう。

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