最近は、乳幼児用の歯磨剤も味や香り付きなど様々な種類が売られています。
乳幼児用の歯磨剤を選ぶポイントは3つです。

①フッ化物添加
フッ化物は歯を強くし、むし歯予防に効果があります。
初期むし歯(白濁)の修復(再石灰化)に効果的といわれています。

②低研磨剤・無配合
成長途上にある乳幼児の歯は、繊細です。
研磨剤が多いと歯を傷つけるのでNGです。

③低刺激・低発泡
清涼剤などで刺激が強い物を嫌がる子供もいます。
発泡剤は磨いたような気になってしまうので控えめにしましょう。

甘味料には虫歯菌を減らしてくれるキシリトール入りがおすすめです。
キシリトールは白樺や樫の木などから取れる天然の甘味料です。
国内の歯磨剤は、飲み込んでも問題のないよう基準が課せられています。
基本的には乳幼児でも安心して使えます。

《使用する期間》
乳歯が6本くらい生えたころからが目安です。

《頻度》
3歳くらいまでは、ほんの少量を仕上げみがきの時に使います。
3歳以上は歯みがき時に少量を使います。
フッ化物を完全に流さないよううがいは1回だけにします。