枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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カテゴリ: 全身疾患との関連

 身体の衰えは口からはじまります。「食事でよくこぼす」「よくむせる」など、これらは老化による口腔機能の衰え「オーラルフレイル」のサインかもしれません。
 口腔機能が低下すると心身の活力が低下し、歯みがきや歯科への受診が億劫になります。その結果、さらに口腔機能が低下し、硬いものを食べなくなるなど偏食になり栄養状態が低下。身体機能が衰え、ついには嚥下障害や要介護状態に陥ってしまいます。
 歯や口腔機能が維持できている高齢者は、認知症や転倒のリスクが低く、生活機能が高いことが明らかになっています。要介護状態にならず、健康で長生きするためにはいち早く「オーラルフレイル」の状態に気付き、予防に取り組むことが大切です。
 「オーラルフレイル」を予防するためには、「口腔内を清潔に保つ」「よく噛んで食べる」ことが重要です。食生活とセルフケアを心掛け、お口のトラブルがある場合は速やかに歯科医院を受診しましょう。
 健康はお口から。いつまでも元気に長生きできるよう、口腔機能の維持に努めましょう。

 歯周病は、口腔内だけでなく、全身にあらゆる影響を及ぼすことが明らかになってきました。最近の研究では、妊娠している女性が歯周病にかかっている場合、早産のリスクが5~7倍に膨らむと報告されています。
 歯周病の炎症があると、子宮を収縮させる作用のある物質(PGE₂)の血中濃度が高まります。PGE₂は陣痛促進剤として使われるほど子宮収縮作用があります。また、胎盤から子宮内へ感染した歯周病菌により、絨毛膜羊膜炎(絨網膜と羊膜に細菌が感染し、炎症を起こした状態)が起こります。これが早産を引き起こす一因だと考えられています。
 妊娠初期は食生活が不規則になりがちな上、つわりによっていつも通りのブラッシングができず、お口の中が不潔になりやすくなります。食後すぐに水で強めにうがいをしたり、キシリトールガムや洗口剤を利用するなどして、苦しい時期を乗り切りましょう。また、妊娠中でも歯周病の治療をすれば、炎症を最小限に抑え、早産のリスクを軽減することができます。妊娠中に一度は歯科検診を受けるといいですね。
 妊娠してから歯周病の治療をするのではなく、将来出産したいとお考えの女性の方は、普段からデンタルケアをしっかり行い歯周病の予防をすることが大切です。

 本当は怖い「ドライマウス」
 日常生活のなかで口の中が乾燥している、ネバネバする、口臭が気になるなどの症状が続く方はドライマウス(口腔乾燥症)が疑われます。
 ドライマウスは、様々な原因で唾液の分泌が減少、あるいは唾液の質に異常をきたす病気です。ドライマウスの患者は日本全国に800万人いると推測されており、予備軍にいたっては3000万人ともいわれています。
 ◇怖い病気が原因!?
 ドライマウスは、「口の中が乾燥するだけ」と軽く捉えられがちで、受診に繋がりにくい病気です。しかし、ほかの病気の一つの症状として現れているケースも。侮っていると発見が遅れ、重症化を招くことがあります。また、高齢者においては、唾液が減少することで食べ物が飲み込みづらくなり、誤嚥性肺炎を引き起こす危険性もあります。
 ◇早期の受診が重要
 ドライマウスの原因は、「糖尿病などの全身疾患」「薬の副作用」「シェーグレン症候群(口や目に症状が出る自己免疫疾患)」「口呼吸や喫煙」「唾液腺の病気」「神経障害」「精神的ストレス」などに分類されます。その中でも多いのが薬の副作用です。生活習慣病の併発などによって多数の薬を飲んでいる方は注意が必要です。
 最近では軟らかい食べ物が増え、噛むための筋肉が鍛えられず、唾液の分泌が少なくなり、ドライマウスが低年齢化しているとも言われています。
 ドライマウスは、口腔内だけでなく、様々な病気のサインになっています。口の乾燥が続いたら要注意!早めの受診をお勧めします。

 「フレイル」とは、高齢になって心と体の働きが弱くなる経度の衰弱、つまり健康と要介護の中間の状態を呼びます。いつまでもいきいきと暮らすためには、このフレイルを予防することが大切です。フレイルと大きくかかわっている「オーラルフレイル」(口腔機能の衰え)を改善することでフレイルが回復することがわかっています。
 歯の本数が多いほど寿命が長い、残っている歯が多く義歯などで口腔機能が維持できていると認知症のリスクが低く、姿勢や歩行が安定するなど関連があることが明らかになっています。
 よく噛んでバランスのよい食事をとり、適度な運動をし、健康寿命を伸ばしましょう。


糖尿病患者のうち、歯周病が原因である比率はデータとしてはありませんが、歯周病が国内に8000万人で、糖尿病が予備軍いれて2200万人ですから、糖尿病患者はほぼ歯周病を持っていると考えられています。

歯周ポケットに入り込んで繁殖した細菌が出す炎症性ホルモンが、歯肉から血管に入り込み、血糖値を下げるインスリンの働きを弱めることがわかっています。
体はなんとかして、より多くのインスリンを作ろうとしますが、これが続くと、インスリンを作る細胞が疲弊し、糖尿病を発症します。

もう1つ、唾液が少なくなることによる味覚障害も糖尿病を悪化させます。
歯周病がひどくて味がわからなくなって偏食になる人は山ほどいます。
ハンバーガーとかフライドチキンとか濃い味にながれ血糖値が上がります。

歯周病が糖尿病の原因になることは医学的に合意を見ているのですが、「現場の連携はほとんどできていない」のが現状です。


日常生活の中で口をキっとむすんでかみしめていないか、歯ぎしりはどうか、自分で注意してみて下さい。

包丁を使っている時、字を書いている時、ハンドルを回している時、果てはキーボードを扱っている時でさえ、力を入れなくていいのに、習い始めの緊張がそのまま習慣となって続いている場合がよくあります。
そうすると歯が摩耗し続け、あちこちしみたり、ひび割れが進んだり、歯が割れることがあります。

又、口のまわりの筋肉や顎関節が影響を受け、頭痛、首、肩の痛み等の症状が出てきます。

本来、上下の歯が接触するのは食べ物をかむ時、飲み込む時、会話の時など、一日平均17.5分程度だと言われています。
かみしめてなくても長い間上下の歯があたっているだけで影響が出ます。
一度相談してください。




とてもきれいな歯なのに冷たいものが凍みる。

歯ぐきが下がり歯の付け根も減ってきた。

共通しておられるのは犬歯や小臼歯の角がすり減っていること。
その原因に正常ではない噛む力の強さと方向があります。
これは就寝時のくいしばりや歯ぎしりが大きな原因です。

目覚めていると過剰な力は自然に避けようとします。
しかしnon-REM睡眠の境目では避けようとする制御が効かず、5倍を超える力が出ると計測されています。
これでは埋めてもすぐ減り、最悪歯を割ってしまいます。
このような症例では「硬質樹脂のナイトガード」が効果的です。

肩こりや偏頭痛、背中や腰の痛みにも改善が見られ、噛み合わせが全身に影響を与えている証拠でもあります。
柔らかい樹脂のナイトガードもありますが、顎がしっかり止まらず常にガムを咬んでいるような節電力を生じます。
特別な場合を除き、夜間に使用してはいけません。



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