枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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平成26年10月下旬より、月末までハロウィーンの飾り付けをしました。平成25年10月29日~10月31日に来院された方には、プチプレゼントを差し上げる予定です。

歯ブラシの毛先が届かない歯間や歯と歯ぐきの境い目は汚れがたまりやすい所。こうした部分の掃除にはデンタルフロス(糸ようじ)を使った掃除(=「フロッシング」)が効果的です。みなさんはどのようなデンタルフロスを使っていますか? デンタルフロスには『ワックス付き』と『ワックス無し』があります。前者は滑りがよく歯間が狭い場合に適しています。後者は清掃面積が広いので、プラーク(歯垢)除去効果が高まります。 一般的なフロッシングでは両手の指にフロスを巻きつけて、指を口の中に入れて行います。この方法は、指の太い人や子ども、指の力が弱い高齢者ではうまくできない場合もあります。中には、隙間の少ない歯間にまで歯間ブラシを無理やり押し込み、歯ぐきを傷つけてしまう人もいます。そういった方には、「柄のついたホルダー型のデンタルフロス」がお勧めです。 柄がついているので利き手一本で扱うことができ、奥歯にも簡単に使用することができます。歯ブラシと同じように水で洗って乾かせば、糸がたるむまで繰り返し使うこともできます。 フロッシングは慣れるまで通しにくいのですが、使っているうちにスムーズに通せるようになります。自分にあったデンタルフロスを見つけて、毎日フロッシングをしてお口の中をきれいに保つようにしてください。

「親知らず」は一番奥に生えてくるため、内頬が邪魔して、普通の歯ブラシのヘッドでは毛先が歯に当たりません。そのため汚れがたまり、虫歯のリスクが高くなります。早めに抜歯したほうがよい場合もありますが、トラブルがなければ、「抜きたくない・・・」と言う方へ、ワンタフトブラシをご紹介します。
 毛束が1つで先が三角形の形をしたとても小さな歯ブラシです。鉛筆を持つようにして柄を持ち、歯と歯ぐきの境目をなぞるように磨くと効果的です。
 親知らずのほかに、歯と歯の間や歯並びが悪く普通の歯ブラシでは磨き残しやすい所にも適したブラシです。ポイント磨きようとして1本持っていると重宝します。

 「寝る前にはきちんと歯磨きをしましょう」なんて事は幼稚園に入る前から誰もが教えられて来た事であり歯磨きは今や習慣としてしっかり定着していますね。
 歯と歯ぐきの隙間のプラーク(歯垢)はハブラシで落とせますが、歯と歯の間にはハブラシだけでは落としきれないプラークが残っており、後に歯周炎や歯周病を引き起こす原因となりさらに進行させてしまいます。より効果的な歯周病対策を行う為にもハブラシに加えてフロスや歯間ブラシを使用することをオススメします。
 さて、歯間ブラシの選び方はご存じでしょうか。歯間ブラシにはSSSからLまで様々なサイズがあります。お口の中の状態も様々でありサイズ選びはとても重要なことです。歯と歯の間にスッと抵抗なく挿入でき動かせるサイズを選びましょう。小さいサイズSSSが挿入できない場合にはフロス使用することをオススメします。サイズや使い方がいまいち良く分からないという方は気軽にご相談下さい。

最近、CMなどで耳にすることがありますが、成人の8割以上は歯周病かその予備軍です。歯周病は歯を支える骨を溶かす病気ですが、口の中だけにとどまらず、体のさまざまな場所で問題を引き起こしたり悪化させたりします。例えば、心臓病や動脈硬化、嚥下性肺炎、早期低体重児の原因として深く関係していることが解っています。また、糖尿病の悪化と歯周病の進行に強い相関関係があります。これは、歯周病菌が気道や血液を介して肺や全身に運ばれるためおこります。2011年に肺炎が死亡原因第3位になりましたが、肺炎の多くは誤嚥性肺炎です。歯周病は単に口の中だけの問題ではなく、全身の健康と大きく関わる病気でもありますので、積極的に治療しましょう。

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