枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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★★ ハロウィーンフェスタのお知らせ ★★ 
 平成27年10月上旬より、月末までハロウィーンの飾り付けをします。平成27年10月28日~10月31日に来院された方には、プチプレゼントを差し上げる予定です。

喫煙者の歯や歯ぐきが変色するのは、約4千種とも言われる化学物質からなるタールによるもの。タールには発ガン物質をはじめ200種もの有害な物質が含まれているため、お口の中の歯ぐき、舌、粘膜のガンのリスクを高めます。
 有害物質に加え、喫煙によって取り込まれる一酸化炭素が血流悪化を引き起こし、歯ぐきの血流を滞らせ、歯周病を悪化させる原因にもなります。喫煙者は非喫煙者に比べ3倍も歯周病になりやすいのです。禁煙は歯周病治療の最初の一歩です。
 歯周病は成人が歯を失う最大の原因であるばかりでなく、口臭も引き起こします。お口の健康に喫煙は大敵です。

かぜの季節です。重症の場合には発汗やおう吐で水分と電解質(ナトリウム、カリウムなどの金属イオン)が必要以上に失われることも。そんな時、電解質補給にイオン飲料は役に立ちます。
 ところが、健康な乳幼児にイオン飲料を与えると体内の電解質が濃くなり過ぎるため、体はそれを薄めようとして水分を欲します(喉が渇きます)。結果、絶えず飲みたくなるという悪循環に。
 もう一つの問題は、イオン飲料は糖分濃度が高いため、高血糖状態となって空腹を感じられず、食生活が乱れます。また、イオン飲料のpHは3.6~4.6と低いため、歯のエナメル質を溶かす作用が高く、むし歯のリスクを高めます。
 特に寝る前や夜中に起きた時に飲ませる習慣はイオン飲料が口腔内に残留するため、問題です。
 脱水が改善したら、水分はお茶、お水(白湯)に戻しましょう。イオン飲料を飲む習慣はむし歯になる原因のみならず、肥満や、食欲不振など子どもの発育に影響を及ぼす恐れがあります。
 砂糖の多いジュースより体に良さそうなイメージがありますが、思わぬ落とし穴に気を付けてくださいね。

ガムは一時しのぎには有効ですが、根本的な解決にはなりません。口臭用のうがい薬も同じです。
口臭の原因の多くは、食べカスの磨き残し、歯垢、むし歯、舌苔(舌に発生する苔)、歯周疾患などです。口腔内の細菌が発するガスが臭いの元です。
 口臭対策の決め手は、十分なブラッシング(歯間ブラシやフロスも活用しましょう)とむし歯や歯周疾患の治療を受けることです。ただし、唾液の分泌不足も口臭の原因の一つ。唾液の浄化作用は口臭予防に不可欠です。ガムは唾液の分泌を促す手助けになるでしょう。
 疲れや体調不良は唾液の減少につながります。また、肉や油分の多い食事も口臭の原因になります。食事、睡眠の見直しも大切です。

1歳を迎えると乳児から幼児と呼び方も変わります。離乳食も完了時期となるころですが、乳歯が全部生えそろっていることはまれ。奥歯が生えそろって、かみ合うまでは噛む力が十分でないため硬いものをすりつぶすことができません。完了期=大人と同じものを食べられるわけではありません。
 この時期に、硬いものを無理に与えてしまうと、噛まないで丸飲み込みをしたり、反対に吐き出したりします。硬いものが嫌いになったり、偏食などにつながることもあります。幼児の食べ方や口の中の様子を見ながら、食材や調理形態を工夫することも大切です。
 離乳完了のタイミングをあせらずに、食べやすい大きさでかみつぶせる硬さにして食べさせましょう。食事のとき口を左右に動かすようになってきたら、つぶしている証拠です。
 歯が完全に生えそろう3歳ごろから適度に噛みごたえのある食品を取り入れ、ゆっくりよく噛んで食べる習慣をつけましょう。よく噛むことで、唾液の分泌を促し、食品を味わうことができます。

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