枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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 子どもの歯並びは親の心配事の一つです。成長に影響を及ぼす場合もあるので気になる時は専門家に相談することが大切です。
 ◇歯並びは遺伝!?
 歯並びは親から子へと遺伝する場合もありますが、必ずしも親子で同じ歯並びになるわけではありません。遺伝以上に食生活を中心とする乳幼児期の生活習慣や姿勢、指しゃぶりや頬づえといった癖など後天的な要素が大きいと言われています。
 ◇健康への影響
 歯並びが悪いと歯みがきが難しく、むし歯や歯周病になりやすい状況になります。かみ合わせが悪いことで咀嚼がうまくできずに胃腸に負担がかかったり、特定の発音がしにくい状態になることがあります。その他にも「見た目がよくないから」と歯を見せて笑うことを控えるなど心理的な影響もあります。
 ◇矯正治療
 歯列矯正はその症状によって、治療の開始時期が異なります。子どもの発達に影響がでる症状があるなど乳歯期の治療が必要となる場合もありますので、気になる場合は歯が生えそろった3歳以降に歯科医師に相談してみましょう。

 なるべく外して寝ましょう。
 長い時間、入れ歯を装着したままでいると細菌が増えて、むし歯はもちろん歯周病や口内炎などになるリスクが高くなります。例えば、靴をずっと履いていることを想像してもらえば分かりやすいのではないでしょうか。
 原則として夜間は入れ歯を外し、口腔内をきちんと清掃します。また、外した入れ歯もきれいに清掃します。入れ歯は、乾くと変形や変色、ひび割れる場合があるため、清掃後は水中に保管することが推奨されています。
 ただし、場合によっては、就寝中も入れ歯を入れておいた方が良いケースもあります。入れ歯を作ったら、必ずかかりつけ歯科医などの指示を受けるようにしてください。

 「合わない」と言って放置しないで
 女優の故・樹木希林さんは映画「万引き家族」(監督・是枝裕和、2018年)に出演する際、「気味悪い」老婆を強調するために入れ歯を外して役づくりに挑んだと言います。あるインタビュー記事では、若い頃に街で見かけたおばあさんに着想を得たと話、「人間が老いていく、壊れていく姿を見せたかった」とも。とことん現実性を追求する女優魂には頭が下がります。
 ◇うまく噛めない
 本来、高齢者にとって入れ歯は“命”とも言えるほど大切なものですが、入れ歯を使っていない人がいることも事実です。うまく噛めずに悩みを抱えている人も少なくありません。
 一般的な入れ歯は土手状に盛り上がった歯肉に乗せ、唾液の吸着力などを利用して固定します。しかし、年齢を重ねて土手が平らになってくると入れ歯と歯肉にすき間ができ、うまく固定できずにぐらついてしまいます。
 ◇定期的な調整を
 しかし、入れ歯が「合わないから」と言って装着せずに生活するのは大きなリスクを伴います。65歳以上を対象にした調査では、入れ歯を使用していない人は転倒のリスクが2倍に増加。認知症のリスクも高まることが示されています。
 健康長寿には入れ歯が不可欠です。よく噛んで食事を摂れば脳が活性化します。唾液の分泌量が増え、誤嚥性肺炎の予防にもつながります。また、入れ歯を装着すると発声が改善し、家族や知人とのコミュニケーションが取りやすくなるという効果も。
 入れ歯を使い続けるには定期的な調整が必要です。「生きる力」を維持するためにも、「合わない」と感じたら、かかりつけの歯科医にご相談ください。

 命に関わる歯周病
 皆さんは、世界で最も多い病気をご存知でしょうか。それは歯周病です。多くの人が感染している歯周病ですが、実は、様々な疾患と関連があることが最近の研究で分かってきています。
 ◇炎症物質を作成
 有名なところでは、歯周病と糖尿病の関係です。歯周病が糖尿病の悪化の原因になることは、皆さんもどこかで聞いたことがあるのではないでしょうか。糖尿病とは、体内のインスリンの分泌量が減ったり、作用が低下することで血液中のブドウ糖が増えてしまう病気です。歯周病によって炎症を起こした歯肉では、絶えず炎症性物質が作られます。この炎症性物質がインスリンの作用を低下させてしまうことが分かっています。
 このほか、歯周病が誤嚥性肺炎や、関節リウマチ、早産、動脈硬化などと関連があると考えられています。最近の研究では、ガンとの関連も報告されているとか。
 ◇妊娠中のリスク
 特に妊娠中は注意が必要です。妊娠性歯周炎という病名があり、歯周病にかかりやすくなるからです。これは妊娠中に増えるホルモンが原因と言われています。歯周病になると血液を介して炎症性物質が全身に運ばれていきます。そのため早産のリスクが7倍に高まると言われています。妊娠中は、いつもより注意して歯みがきを行うなど、歯周病に注意することが大切です。
 もし関連のある病気にかかってしまったら、一度、歯周病の診断や治療のために歯科医院にかかることをおすすめします。また、日頃から歯周病のメインテナンスを定期的に行い、口の中を清潔に保つことが他の病気の予防につながります。

 筋力や関節が衰え、立つ、歩くなどの日常の動作が困難になるロコモティブ・シンドローム(ロコモ)。加齢による病気のイメージがありますが、近年では子どものロコモ予備軍の増加が懸念されています。
 ◇運動器に異変
 「しゃがめない」「片足立ちでふらつく」――。宮崎大学医学部による小中学生を対象にした調査(2012年)では、運動器の機能に「異常あり」と判定された子どもが1割超に上ると報告されました。
 原因は、運動不足だけではありません。意外なことに、積極的に運動する子どもにも異常が見られました。一つのスポーツに過度に打ち込むことで体の一部分に負担がかかり、全身の筋力や柔軟性のバランスが損なわれている可能性がある、とのことです。
 ◇体全体を育む
 運動器の未発達や機能不全が起これば、将来的にロコモになる危険性が高まります。多彩な外遊び、様々なスポーツを通じて、体全体の運動機能を育むことが大切です。
 また、お口の機能の低下はロコモに直結します。家族で口腔ケアにもしっかり取り組んでくださいね。

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