枚方市の「宮園歯科日記」

大阪 枚方市の歯医者さん 【宮園歯科医院】 より、 「当院のお知らせ」 と 「歯科の耳寄り情報」 をお届けします。

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 神経をとった歯は当然、神経がなくなっているので痛みは感じません。多くの場合、虫歯が神経に到達する程広がったため、神経をとり、被せ物や詰め物をします。多くの方は神経をとって被せ物をした時点で安心してしまいます。確かに、痛みも感じませんし、被せ物をしているとご自分の歯の部分が全く見えなくなってしまうので、まさかまた虫歯になるとは思いませんよね。ところが、被せ物をしていても被せ物の中はご自分の歯が残っています。よく被せた歯の中は自分の歯がないと思う方もおられますが、自分の歯があるから被せ物が出来ます。
 とても多いのが被せ物の境目から虫歯が広がるパターン。神経をとった歯は虫歯にならないと思っている上に、被せ物の中で進んだ虫歯は見えないので気づかない間に広がっていることが多いのです。虫歯になっても痛みがないのが怖いところなのです。
 治療した歯だから大丈夫ではなく、治療した歯こそ気をつけなければならないということを覚えておいてくださいね。

 歯周病は、口腔内だけでなく、全身にあらゆる影響を及ぼすことが明らかになってきました。最近の研究では、妊娠している女性が歯周病にかかっている場合、早産のリスクが5~7倍に膨らむと報告されています。
 歯周病の炎症があると、子宮を収縮させる作用のある物質(PGE₂)の血中濃度が高まります。PGE₂は陣痛促進剤として使われるほど子宮収縮作用があります。また、胎盤から子宮内へ感染した歯周病菌により、絨毛膜羊膜炎(絨網膜と羊膜に細菌が感染し、炎症を起こした状態)が起こります。これが早産を引き起こす一因だと考えられています。
 妊娠初期は食生活が不規則になりがちな上、つわりによっていつも通りのブラッシングができず、お口の中が不潔になりやすくなります。食後すぐに水で強めにうがいをしたり、キシリトールガムや洗口剤を利用するなどして、苦しい時期を乗り切りましょう。また、妊娠中でも歯周病の治療をすれば、炎症を最小限に抑え、早産のリスクを軽減することができます。妊娠中に一度は歯科検診を受けるといいですね。
 妊娠してから歯周病の治療をするのではなく、将来出産したいとお考えの女性の方は、普段からデンタルケアをしっかり行い歯周病の予防をすることが大切です。

 最近では多くの、歯みがき剤に配合されるようになった「フッ化物」(フッ素)。自然界にも存在する元素の一つですが、その働きを知らない方も多いのではないでしょうか。フッ化物のむし歯を防ぐ効果を紹介します。
 ◇フッ化物の3つの効果
 ・歯を強くする
  歯の表面部分(エナメル質)に取り込まれたフッ化物は歯質を強化し酸に強くします。 
 ・歯を修復する
  酸によって溶かされたエナメル質が修復のためカルシウムなどの成分と結びつく働きを促進します。
 ・むし歯の働きを抑える
  フッ化物がむし歯菌の活動をじゃまして、酸を作る働きを抑えます。
 フッ化物の利用方法として、①フッ化物を歯に塗る、②フッ化物で口を洗う、③フッ化物入り歯磨き剤を使うなどが一般的です。

 ◇下の前歯が生える頃
 健康な歯で一生を過ごさせたいと思うのは多くの親の願いです。むし歯予防は、下の前歯が生え始める生後6カ月ごろがはじめ時です。といっても、乳児用歯ブラシはまだ必要はありません。湿らせたガーゼを指に巻いて、優しくぬぐうだけで大丈夫です。乳児期はたっぷりのよだれが自浄作用で歯を守ってくれるので、神経質になることはありません。
 ◇スキンシップ感覚で
 離乳食の後や就寝前に膝の上に仰向けにして、遊びやスキンシップの一つとして取り入れることがポイントです。
 ただし、嫌がるようなら無理に磨こうとせず、口の周りをきれいにするなど慣らすことから始めます。仰向けを嫌がるようなら、後ろから横抱きなど赤ちゃんが好む体勢を試してみます。一番大事なことは、磨いたあとは笑顔でいっぱい褒めることです。
 ガーゼから歯ブラシへの切り替えは、奥歯が生える頃が目安。スポーツドリンクやジュース(果汁100%でも)など砂糖・糖分が多いドリンクはむし歯の原因になります。乳児期には控えましょう。

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